エキセメスタン について
エキセメスタン は、閉経期にあり、他の医薬品で治療した後に病気が進行した女性の進行した乳癌の治療に使用されます。 また、閉経後に他の薬剤で治療した女性の早期乳癌の治療にも使用されています。 医師の判断により他の症状にも使用されることがあります。
エキセメスタンはアロマターゼ阻害剤です。 エストロゲンの産生を止めることで働き、腫瘍を縮小させたり、成長を低下させると考えられています。
以下の場合は使用を控えましょう
- エキセメスタンの成分にアレルギーがある
- 閉経していない
- 妊娠している、妊娠している可能性がある、授乳中である
- エストロゲン（例: 特定の避妊薬、特定のホルモン補充療法）を含む医薬品を服用している
これらのいずれかが当てはまる場合は、すぐに医師または医療従事者に相談してください。
使用上の注意
エキセメスタンはいくつかの症状と相互作用を起こす可能性があります。 何か症状がある場合、特に次のいずれかに該当する場合は、医師または薬剤師に相談してください。
- 妊娠中、妊娠予定、授乳中の場合
- 処方薬または非処方薬、ハーブ製品、栄養補助食品を服用している場合
- 薬、食品、その他の物質にアレルギーがある場合
- 肝臓や腎臓の問題、骨粗鬆症（骨の劣化）、心臓の問題、血管の問題、脳卒中を患っている場合
エキセメスタンはいくつかの医薬品と相互作用を起こす可能性があります。 他の薬、特に次のいずれかを服用している場合は、医療提供者に相談してください：
- エキセメスタンの有効性が低下する可能性がある医薬品: カルバマゼピン、エストロゲン（例: 特定の避妊薬、特定のホルモン補充療法）、フェノバルビタール、フェニトイン、リファンピン、セントジョンズワートを含む製品
上記は起こりうるすべての相互作用を完全に網羅していない可能性があります。 エキセメスタンが服用している他の薬と相互作用するかどうかは、医療提供者にお尋ねください。 医薬品の服用を開始、停止、変更する前に、医療提供者に確認してください。
用法、用量について
医師の指示どおりにエキセメスタンを使用してください。 正確な用量については、医薬品のラベルを確認してください。
- 毎日同じ時間に食後にエキセメスタンを傾向服用してください。
- 体調が良くてもエキセメスタンを忘れずに服用してください。
- エキセメスタンの服用を忘れた場合は、気づいた時点で服用して下さい。次の服用まで時間が無い場合は、その服用を飛ばして通常の服用計画に戻ります。一度に2回分服用しないでください。
エキセスタンを使用する方法について質問がある場合は、医療提供者にお尋ねください。
安全に関する情報
- エキセメスタンはめまいの原因となることがあります。この副作用は、アルコールや特定の薬と服用すると悪化することがあります。エキセメスタンは慎重に使用してください。どのような反応が起こるか分かるまでは、運転や危険な作業を避けてください。
- エキセメスタンが作用し始めるまでに数週間かかることがあります。医師に確認せずに、の服用をやめたり、処方期間より長く服用したりしないでください。
- エキセメスタンを服用している間、血液細胞数、肝臓および腎臓機能、骨密度を含む検査を実施する場合があります。これらの検査は、症状を監視したり、副作用をチェックしたりするために使用されます。医師と相談しながら実施して下さい。
- エキセメスタンを子供に使用しないでください。子供の安全性と有効性は確認されていません。
- 妊娠中および授乳中：妊娠している場合は、エキセメスタンを服用しないでください。胎児に害を及ぼすことが示されています。服用している間、確実な避妊を行って下さい。妊娠する可能性がある場合には、有効な避妊方法を実施する必要があります。有効な避妊方法の実施については医師に相談してください。妊娠してしまった可能性がある場合は、すぐに医師に相談してください。この薬が母乳に流入するかどうかは分かっていません。エキセメスタンを服用している間、母乳を与えないでください。
副作用
すべての薬は副作用の原因となることがありますが、多くの場合、副作用がないか、あった場合でも軽微です。 下記の一般的な副作用のいずれかが持続したり煩わしい場合は、医師に相談してください。
不安、 背中・ 関節・ 筋肉・ 手足の痛み、 便秘、 咳、 下痢、 めまい、 インフルエンザ様の症状、 脱毛、 頭痛、 ほてり、 食欲の増加・ 減少、 発汗の増加、 吐き気、 胃の痛みやむかつき、 疲れ、 睡眠障害、 体重の増加、 嘔吐
下記の重大な副作用が発生した場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
重度のアレルギー反応（発疹、 蕁麻疹、 かゆみ、 呼吸困難、 胸苦しさ、 口・ 顔・ 唇・ 舌の腫脹）、 胸痛、 精神錯乱、 うつ病、 失神、 気分の異常、 皮膚・ 手・ 足のしびれ・ 灼熱感・ うずき、 半身麻痺、 重度・ 突然の骨の痛み、 重度の胃の痛み、 息切れ、 重度のめまい、 頭痛、 嘔吐、 異常な体重増加、 手・ 足の腫れ、 視覚・ 会話の異常、 皮膚・目の黄変
上記は起こり得る副作用を全て網羅していない可能性があります。 副作用に関する質問がある場合は、医療従事者にお問い合わせください。
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