共役リノール酸(CLA9)は、脂肪の燃焼を誘発するPPARという受容体に作用する脂肪酸です。少なくとも、理論的には効果があるはずですが、人で行った実験では効果が相反しており、効力もそれほど高くないようです。効力としてはTTAの方が多いかもしれません。
ネトル(セイヨウイラクサ)は観賞用にも利用される植物で、古代ギリシャの時代から利尿剤や下剤として使用されており、経口摂取によって抗炎症作用を持つことが示されています。現時点でのエビデンスでは変形関節症、前立腺肥大、花粉症などへの効果が示唆されています。また、テストステロンレベルを改善すると宣伝されることがありますが、このような効果はないようです。
魚油は一般的な健康補助食品でオメガ3を含有しています。脂肪のある魚を十分に食べていれば補給の必要ありません。
Rosa caninaの果実であるRose hipは、関節の健康のための栄養補助食品です。毎日服用すれば関節炎の症状を和らげることができます。
亜鉛は多くの酵素を調節するのに必要な必須ミネラルです。それは抗酸化物質と免疫増進補助剤です。亜鉛は、病気の頻度を減らし、テストステロンの最適レベルをサポートするために最も一般的に補足されています。
ナイアシン(ビタミンB3)は必須ビタミンです。補給によって、コレステロールやトリグリセリドレベルを改善し、心血管の健康への有益性が示されていますが、サプリメントの副作用としてインスリン抵抗性が高まる可能性がありますので注意が必要です。
イタドリ(Fallopia japonica)はレスベラトロールを豊富に含むタデ科の多年生植物で、伝統的な漢方薬をして日本でも古くから使われてきました。レスベラトロールには、血流や血糖値、コレステロールを改善する働きがあり、イタドリをサプリメントとして補給することで、このような効果が期待できる他、それ以外にも体内でエストロゲンとして作用する可能性があり、様々な効果効能についても研究が進んでいます。
ブルーベリーは、アントシアニンという抗酸化物質を抱負に含む果実です。これらの抗酸化化合物は、認知を改善する効果が示されており、食品としてだけでなく、サプリメントとしても人気があります。ブルーベリーの葉は血糖値を下げる作用を持つ可能性がありますが、安全性は十分には検証されていません。
ニンニク(Allium sativum)は、免疫改善、心血管の健康、抗癌作用、アンチエイジング作用が示されている食品です。強力な効果がある一方で、使用方法によっては毒性を持つ可能性があるため、注意が必要です。