アスタキサンチンはフコキサンチンのような水生カロテノイドですが、サケやオキアミの赤い色素です。最も安定したカロチノイドであり、眼の健康と炎症を助長すると宣伝しています。限られたヒトのエビデンスが、より研究されたルテインおよびゼアキサンチンよりも優れたカロテノイドであるようです。
グルタミンは栄養不良、菜食主義などのグルタミンの摂取が少ない場合や、傷病や長時間の持久運動で体内での必要量が増大している場合に服用することで効果が示されている条件付き必須アミノ酸です。筋肉を増大させたり、運動能力を向上させたり、砂糖やアルコールへの禁断症状を低下させる作用があると宣伝されることがありますが、科学的なエビデンスはありません。
Saw Palmettoは、 Serenoa repensの脂肪酸混合物であり、 テストステロン (効果的ではない)を増強し、前立腺の成長を抑制する能力(疑わしい有効性)であると宣伝されています。良性前立腺肥大症および男性の尿流量異常に使用するのに安全であるが、研究では有効性に関して混合した結果が得られています。
ガンマオリザノール(γ-オリザノール)は、特に米糠油に含まれている化合物で、コレステロールを低下させたり、皮膚の健康を維持する可能性が示唆されていますが、テストステロンや成長ホルモンは増加しないようです。
クロムは微量必須ミネラルです。グルコース代謝やインスリン感受性を調節します。体の必要以上にクロムを補給しても信頼性の高い結果は得られませんが、糖尿病患者には血糖値の調整や過食や鬱の軽減効果が示唆されています。
L-アルギニンは条件つき必須のアミノ酸です。血流や酸化窒素のレベルを改善することが示されていますが、血中アルギニンの改善という意味ではL-シトルリンの方が優れていることが示されています。
ロイヤルゼリーはミツバチが作った花粉に似た組成の栄養価の高いゼリーです。更年期症候群、テストステロン、寿命、コレステロールや血糖値に与える影響について研究されています。
マカ[Maca]はブロッコリー科の植物で、伝統的に媚薬として使用されてきており、男女ともホルモンバランスに影響を与えずに性欲を増加させる効果が示されています。その他にも様々な効果が研究されています。
HMBは、筋肉のタンパク質の分解を抑制するロイシンの活性代謝産物です 。筋肉の変性を抑制する作用があるようですが、筋肉のタンパク質合成の促進についてはロイシンほどの効果がないことが示されています。