ニンニク(Allium sativum)は、免疫改善、心血管の健康、抗癌作用、アンチエイジング作用が示されている食品です。強力な効果がある一方で、使用方法によっては毒性を持つ可能性があるため、注意が必要です。
ビタミンEは、体内の抗酸化作用を助ける8種類の化合物のグループです。高用量での摂取の安全性は不確実ですが、低用量での摂取は高齢者の免疫力を高める上で効果的なようです。
クロムは微量必須ミネラルです。グルコース代謝やインスリン感受性を調節します。体の必要以上にクロムを補給しても信頼性の高い結果は得られませんが、糖尿病患者には血糖値の調整や過食や鬱の軽減効果が示唆されています。
ロイヤルゼリーはミツバチが作った花粉に似た組成の栄養価の高いゼリーです。更年期症候群、テストステロン、寿命、コレステロールや血糖値に与える影響について研究されています。
冬虫夏草は、中国の伝統医学で使用されてきたキノコです。老化防止や滋養強壮、抗癌作用に有効であると宣伝されていますが、これらの主張は、現時点では曖昧で、人間での科学的な検証は多くありません。また、精巣においてテストステロンの産生を調節する可能性が示唆されていますが、そのメカニズムは複雑で十分にはわかっていません。
HMBは、筋肉のタンパク質の分解を抑制するロイシンの活性代謝産物です 。筋肉の変性を抑制する作用があるようですが、筋肉のタンパク質合成の促進についてはロイシンほどの効果がないことが示されています。