DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は体内で分泌されるホルモンで、単独でも効果を発揮し、体の必要性に応じてテストステロンまたはエストロゲンに変換されます。 DHEAの補給でアンチエイジング効果を持つ可能性が示唆されていますがまだエビデンスは十分ではありません。
魚油は一般的な健康補助食品でオメガ3を含有しています。脂肪のある魚を十分に食べていれば補給の必要ありません。
オキシラセタム[Oxiracetam, ISF-2522]は、ピラセタムとアニラセタムなどと同様のラセタムに分類される合成化合物の一つです。オキシラセタムは、興奮性神経伝達物質の放出を増強するようであり、記憶形成や加齢による認知症の改善に効果が示されていますが、健康な人間の若者を対象にした研究はありません。
ビンポセチン[Vinpocetine]は、脳神経の保護や認知機能の低下を軽減する作用が期待されるニチニチソウ由来の化合物です。向知性サプリメントとして一般的なものの1つであるビンポセチンは、脳への血流を増やし、記憶力を改善すると宣伝されていますが、記憶力の改善については十分なエビデンスはありません。
イチョウは脳の健康のために最も一般的に摂取されたハーブです。それは高齢者の認知を高めるかもしれませんが、この効果はそれほど信頼できるものではありません。
ブルーベリーは、アントシアニンという抗酸化物質を抱負に含む果実です。これらの抗酸化化合物は、認知を改善する効果が示されており、食品としてだけでなく、サプリメントとしても人気があります。ブルーベリーの葉は血糖値を下げる作用を持つ可能性がありますが、安全性は十分には検証されていません。
ビタミンEは、体内の抗酸化作用を助ける8種類の化合物のグループです。高用量での摂取の安全性は不確実ですが、低用量での摂取は高齢者の免疫力を高める上で効果的なようです。
ピラセタム(UCB6215)は、ラセタム類の化合物で海外では向知性サプリメントととして販売されており、日本では処方薬として利用されています。補給によって、ミオクローヌス、泣き入りひきつけ、記憶障害、眩暈、注意力・集中力の低下、情緒不安定、抗てんかんなど脳神経の保護・改善効果が示唆されています。