ナイアシン(ビタミンB3)は必須ビタミンです。補給によって、コレステロールやトリグリセリドレベルを改善し、心血管の健康への有益性が示されていますが、サプリメントの副作用としてインスリン抵抗性が高まる可能性がありますので注意が必要です。
メラトニンは、睡眠を調節する脳に分泌されるホルモンです。ライト・セラピーとダーク・セラピーで敏感に調整できることが示されています。メラトニンの経口摂取は睡眠補助剤として使用することができ、中毒性もありません。
セサミンは、γ-トコフェロールおよびγ-トコトリエノールの循環レベルの相対的増加を引き起こすビタミンE代謝を阻害するようであるゴマ( セサムム・インディクウム )由来のリグナンです。それはビタミンEサプリメントの有効性を増強することにおいて最も有望であることを示しています。
炭酸水素ナトリウム(ベーキングパウダー、重曹)は、人体が酸性になることに対する緩衝剤として機能する化合物で、運動選手の身体的能力を向上させることが示されています。それ以外にも胃酸を緩和したり、アシドーシスを防いだりすることによる健康上の利点を持つ可能性がありますが、使用方法によっては胃腸における副作用を持つ可能性があります。
葉酸は食品中に葉酸塩の形で存在し、葉酸(Folic Acid)は合成したものです。妊娠前後に摂取することで、乳児の神経管の欠陥を予防する役割が最もよく知られており、ビタミンBとして体内で合成できないため食品から摂取する必要がある必須ビタミンに分類されています。全体的な健康をサポートする役割を担っていますが、多量に摂取すると有害となる可能性があります。
ビタミンEは、体内の抗酸化作用を助ける8種類の化合物のグループです。高用量での摂取の安全性は不確実ですが、低用量での摂取は高齢者の免疫力を高める上で効果的なようです。
クロムは微量必須ミネラルです。グルコース代謝やインスリン感受性を調節します。体の必要以上にクロムを補給しても信頼性の高い結果は得られませんが、糖尿病患者には血糖値の調整や過食や鬱の軽減効果が示唆されています。
ロイヤルゼリーはミツバチが作った花粉に似た組成の栄養価の高いゼリーです。更年期症候群、テストステロン、寿命、コレステロールや血糖値に与える影響について研究されています。
リボフラビン(ビタミンB2)は体の酵素が正常に機能するために必要な必須ビタミンです。健康的な食生活を送っていれば、リボフラビンの補給は必須ではありませんが、食生活が偏っている人や、特定の遺伝的な要因がある人の心血管の健康、偏頭痛や白内障の予防や治療に効果が示されています。
オルニチンは、L-アルギニンおよびL-シトルリンと並んで、尿素サイクルに関与する3つのアミノ酸の1つです。このアミノ酸を補給すると、上昇したアンモニアレベルを低下させることが示されており、長期間の運動、二日酔い、肝性脳症などによる疲労を低下させることが示唆されています。予備的なエビデンスでは、強壮作用や運動能力の向上が示唆されています。