N-アセチルシステイン(NAC)は、アミノ酸のL-システインから作られ、投与されると体内で活性代謝物へと変化し、薬効を示すプロドラッグとして、様々な効果が示されています。通常は体内でグルタチオンを生成し、グルタチオンの緩衝作用により、抗酸化効果を始めとする効果をもたらします。
L-カルニチンは、エネルギー代謝やミトコンドリア保護に関与するアミノ酸で、体内でも作られますが、食物からの摂取することで、心血管や脳神経の保護、運動能力の改善、アンチエイジング、滋養強壮、生殖力の改善など様々な効果が実証されています。服用も比較的安全で、医療現場でも治療として点滴で投与されます。
ターミナリア・ アルジュナ (Terminalia arjuna)は、一般的に心血管系の保護の目的のために、樹皮が使用される樹木です。胸痛や心不全の改善、血圧と脈拍数の減少や、有酸素運動能力を増加させることが示唆されています。
L-アルギニンは条件つき必須のアミノ酸です。血流や酸化窒素のレベルを改善することが示されていますが、血中アルギニンの改善という意味ではL-シトルリンの方が優れていることが示されています。
ニトログリセリンは狭心症予防、レイノー症候群、狭心症、心臓発作、心不全、肛門部および直腸部の裂および瘻、などに処方されます。一般的な副作用はめまいや眩暈、頭痛、注射部位での刺激、などです。
アムロジピン は血管を拡張させ血流を改善するカルシウムチャネル遮断薬で、高血圧や狭心症、冠動脈疾患の治療に使用されます。脳卒中や心臓発作の予防のために血圧を下げる場合にも使用されます。一般的な副作用は、めまい、疲労感、胃の痛み、肌の紅潮、ほてり、かゆみ、痛みなどです。
ビソプロロールは心室期外収縮、高血圧、発作性上室頻拍、心不全、などに処方されます。一般的な副作用は下痢、めまい、眠気、疲労、頭痛、立ちくらみ、吐き気、不眠、異常な疲れ、衰弱などです。
アテノロールは僧帽弁逸脱、心室頻拍、片頭痛、不安、狭心症、高血圧、発作性上室頻拍、アルコール離脱状態、などに処方されます。一般的な副作用は冷たい指とつま先、下痢、めまい、眠気、吐き気、疲れや衰弱、などです。